2013年07月22日

不審者情報と児童引き取り

小学生の児童を保護者が学校の指示で迎えに行くことを「引き取り」といいます。訓練も含めその回数が徐々に増えております。先週の 19日(金)でも公立小学校の一部で、児童の緊急引き取りが行われました。学校からの連絡では訓練ではなく、事件発生による緊急引き取りです。

「板橋で児童や中学生が通り魔に襲われた」ということで、授業を中断し保護者に児童の引き取りを通達しました。「練馬・大泉での切りつけ事件」の影響からか、学校の対応は早く適切でした。しかし教師も保護者も多くの方が事件経過についてほとんど把握していません。多くの方が詳細はわかっていない様子でした。「板橋で子供が殺害された」「中学生が乱暴された」「犯人は逃走中!」そんな断片的な信ぴょう性に低い情報が広がっていました。新聞メディアは一切取り上げていません。

 すぐに情報を確認しました。情報が流れてきた順番を、逆にさかのぼっていきます。保護者に通達した小学校では「区の通達に従った」。そして区では「警察の発表に従った」。その警察では確かに被害を主張する子供から「男に刃物で切り付けられた」という報告をうけ調べていたようです。

ところが一転、後日この被害である子供の報告が偽証であることがわかりました。子供は「切りつけ事件はなかった。」と話しているそうです。
 

  今回の情報通達の方法にまったく問題はないと思います。しかし学校側に「引き取り指示」を出した区の判断を検証する必要があるかもしれません。「子供を早く親元に返す」という早い判断も必要ですが、「情報の真偽を見極める」ことも求められるわけです。また難しいところですが、情報がすべて不審者情報に結びつき過剰に警戒する事が果たして良いか冷静に考える必要もあります。
なぜなら今回偽証を行った子供は、まさにメディアや大人が「通り魔・不審者」を煽り立てた反動から「嘘」が生まれた可能性もあるのです。偽証を行った子供は「親に心配してほしかった」と言っているそうです。

 私たちは時として個々で情報の真偽を確認する必要も出てくるでしょう。

 *情報確認の方法

 @新聞・テレビメディアが伝えていない場合は情報の真偽を確認すべきです。

 A学校→区役所→所轄警察という情報の流れを遡り複数で確認するべきです。

 BSNSや伝聞を100%信じてはいけません。
posted by 見守りサポート at 12:02| Comment(0) | 日記
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